こんにちは、事務の青木です。
あっという間に5月も半ばを過ぎ、日差しの強さから少しずつ夏の気配も感じられるようになりましたね。
新緑が目にやさしく、思わず外に出たくなるこの季節。
今回は、そんな今の気候にぴったりな【千代田区のおすすめ屋上緑地化スポット】についてご紹介します‼
■ 屋上緑地化とは?
まず、屋上緑地化とはビルの屋上に植物を植えて緑の空間をつくる取り組みです。
都市の景観に自然を取り入れるだけでなく、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和にも貢献します。
これは、SDGs(持続可能な開発目標)の中でも特に
目標11:住み続けられるまちづくりを
目標13:気候変動に具体的な対策を
…に関わる重要なテーマです。
屋上に緑をつくることで熱のこもりやすい都市部の環境を改善できるほか、ビルで働く人や周辺住民にとってもリラックスできる癒しの空間となります。
忙しい日常の中でも自然に触れ、気分をリフレッシュできるのは嬉しいポイントですね。
■ 防災の面でも注目されています‼
近年では、短時間に集中して降る「ゲリラ豪雨」による浸水被害がとても深刻化しています。
排水が追いつかず、道路の冠水や交通マヒ、住宅の浸水といった被害が各地で報告されています。
屋上緑地は、雨水の浸透を助け、排水量を抑える効果があるため、下水道への負担を減らし、浸水リスクの軽減にもつながります。
また、緑の保水力によって一時的に雨水を蓄えることができるため、ピーク時の雨量を和らげる効果も。
このように環境対策と防災を両立する取り組みとして、ますます注目が集まっています。
■ 屋上緑地化のおすすめスポット3選!
【千代田区編】
① KITTE「KITTEガーデン」
東京駅丸の内南口にある商業施設「KITTE」の屋上庭園。
ウッドデッキと芝生が広がる開放的な空間からは、発着する新幹線や在来線を眺めることができます。
お子さまにも人気のスポットで、夜にはライトアップされた東京駅舎が幻想的です。
② 三井住友海上「駿河台の屋上庭園」
1984年に建設されたビルの屋上にある庭園。
2012年の改修で落葉樹や果樹、バードバスが加わり、野鳥が訪れる憩いの場に。
さらに、近隣住民が利用できる屋上菜園の貸し出しもあり、都心で畑仕事というユニークな体験も可能です。
③ 東京ミッドタウン日比谷「パークビューガーデン」
ミッドタウン日比谷の6階にある空中庭園。
流線型のデザインが美しく、日比谷公園や皇居外苑を一望できる贅沢なロケーション。
同じ種類の植物が植えられていることで、公園との一体感も楽しめます。
芝生広場やベンチも整備されており、都会の中で自然を満喫できる癒しスポットです。
千代田区はビジネス街や観光地としてよく知られていますが、こうした屋上緑地化の取り組みによって、今後はさらに自然と調和した快適なエリアとして発展していくことが期待されています。
屋上緑地化は、単なるブームではなく、都市の未来をより良くする大切な一歩。
そんな場所で、心地よい自然とともに過ごしてみませんか?
また次回も、千代田区の魅力をお届けしてまいりますので、ぜひお楽しみに♪♪